中絶手術とは

中絶手術とは、胎児の生命を医学的に終了させることです。現在日本では、「母体保護法(旧、優生保護法)」に基づき、妊娠22週未満の中絶手術が認められています。適応の理由としては、母胎側の身体的理由と経済的理由とに大きく分けられます。

中絶手術を受けるにあたっては、産婦人科外来での診察(超音波や内診等)で妊娠の確認をするとともに、子宮や卵巣などの状態チェックもすませたあと、手術日を医師との相談の上で決めます。保険は適応されません。

中絶手術は妊娠の週数にもよりますが、妊娠初期なら手術時間も数分からと短く、日帰り手術となることが多いです。ただ、手術時間が短いといっても、決して安全な手術とは言い切れません。

中絶手術では、妊娠期間が長くなるほど、分娩型の手術となります。

中絶手術について

中絶手術は、生きた胎児を手術や薬によって強制的に出すことで、医学的には「人工妊娠中絶」と言います。妊娠週数が短ければ、「子宮内容除去術」といって、子宮に棒を入れて胎児をつぶして掻き出すようにします。妊娠週数が長くなると胎児が大きくなっているので、分娩型の方法で胎児を強制的に出す中絶手術がなされます。どちらも、子宮の頚管を拡張させてから行われます。

中絶手術を行う場合は、妊娠週数や本人の全身状態を受診にてチェックする必要があります。よって、受診してすぐ手術するというわけではなく、手術の説明を受けた上で、次回来院時に手術するというのが一般的です。

中絶手術では、その日のうちに帰れる場合が一般的ですが、本人の状態によっては、一泊することもあります。

中絶手術のあとは、不正出血が1〜2週間は続くことがあります。手術も100%大丈夫というわけでもなく、子宮に内容物が残っていたり、術後の処理がきちんとされていない場合もあります。手術を受けたらそれで終わりではなく、一度診察を受けて、子宮の状態をチェックしてもらいましょう。

中絶手術